強アクション×強サウンド×物理的存在感が生み出す圧倒的アピール力
【飛び】
 高浮力ファットボディによって約130g(±3g)の自重を誇る、ロンジン史上最大重量のデカトップ。ビッグベイト用のタックルでバットから振り抜けば飛行姿勢も安定してぶっ飛んでいきます! 
 がしかし……、投げ続けるとやっぱり疲れます。疲れたらウェイキーブーやフランキー、ハイスタンダードなど巻物系で誘いを変えることでヒットする可能性が格段に上がります。体も休まりますのでオススメです。
【泳ぎ】
 パッと見ると普通のペンシルベイトに見えますが、腹側から見ると横幅の広さに驚かれるかもしれません。サーフボードの原理を応用し、幅広い腹面に設定しているので水受けが強く、200mmサイズのルアーを扱ってるとは思えない軽い力で操作できることが最大の特徴です。
 アクションは、ダイナミックなスケーティングからターンテーブルのようなその場でPOP音を出しながら誘ったり、軽快にドッグウォークをさせたりと多彩な動きが可能です。
 また、内蔵した大玉スライドラトルにより、着水した瞬間から「カチコチカチコチ」と派手なラトル音を発生させ魚にアピールします。アクションしているときはもちろんですが、波や風で揺れるだけでも音が鳴るので、動きを止めているときも気が抜けません。

Captain Tokyoの特徴と説明
 ファクトリーライン製品第一弾となるCaptain Tokyoは、ウェイキーブーを超えるボリューム感のあるトップウォータールアーとして開発されました。
 200mmに130gというサイズはビッグベイト専用タックルでしか投げられませんが、硬質発泡製のボディが生み出す軽快なアクションは、特に巨大なシーバスに対してアピール抜群。一度投げたら病み付きになるような水面爆発ゲームが楽しめます。
 アクションはスケーティングからのテーブルターン、ドッグウォークなど多彩ですが、サイズを感じさせない軽い力で操作できるのが特徴です。内蔵されたスライドラトルもアピールに一役買っています。

 Captain Tokyoの外見の最大の特徴は、全長に対してかなりワイドなボディを持つということ。サーフボードに着想して採用された底面偏平ボディが、軽快なスケーティングアクションをもたらします。 静止時の浮き姿勢は、ややお尻を下げた水平浮きです。
 ラインアイ部には小さなカップが設置されており、ターン時に水を噛むとともにPOP音とスプラッシュを発生します。フェイスサイドにはLONGINロゴ入りの光沢アルミを貼付け、見た目のデザインだけでなく、反射で魚を誘うアクセントにもなっています。




ウェイキーブーとの連携でさらに釣れる!
 東京湾プロガイドの世良船長やテスター坂井氏と何度もテストに行った際に、伊藤と太田がCaptain Tokyoを投げている横で、他の人がウェイキーブー137で爆釣……なんてことが沢山ありました。
  「ビッグベイトよりも、ブーの方が釣れるのでは?」。それはCaptain Tokyoの開発前から抱いていた、ビッグペンシルへの疑問でもあります。
  ビッグペンシルはルアーを操作している感が高く、投げていて楽しいルアーです。しかし、楽しいのも大事ですが、私達ロンジンがビッグベイトを作るなら、やはり釣るための道具でありたい。そう思って開発をスタートしました。
  ビッグペンシルが強いときとウェイキーブーが強いときは、確実にシチュエーションで変わってきます。水面に反応が良いときはCaptain Tokyo、水面一枚下に反応が良いときはウェイキーブーと、状況に応じてルアーをアジャストさせて釣りをするための道具として開発したのが「Captain Tokyo」です。
 3シーズンのテストを通して、釣果だけでみればウェイキーブーの方が確実に多いことを体感し、経験として学ぶことができました。 しかし、水面をバシャバシャと強烈な首振りやスケーティングで暴れ回るビッグペンシルが魚を誘い出すチカラは唯一無二、圧倒的だというのも事実。
  魚に水面を意識させるティーザールアーとしての能力は、Captain Tokyoのほうがウェイキーブーより高いので、魚が反応するけど喰いきらないときはCaptain Tokyoからブーへ、逆に、魚は確実にいるのだけど水面付近へアタックするほど活性が上がっていない状況ではブーからCaptain Tokyoへというように、ルアーの使い分けのひとつの手段としてCaptain Tokyoをローテーションに混ぜてもらえたら嬉しいと思っています。




【Captain Tokyo】
全長:200㎜ ウエイト:130g(±3g)
カラー名:キャプテンアフリカ
販売開始:1月14日9時〜
(生産数に限りがありますので、予定数に達した時点で予約を終了させていただきます)
出荷日:11月下旬出荷予定
価格:11,000円(税込)




【推奨フック&リング】
HOOK:2/0
リング:
【フロント】
  #5 #4 #4 リング3個使用
【センター】
  #5 #4 #4 リング3個使用 
  (#5と#4の2個使用でも問題ありません)
【リア】
  #5 #4 リング2個使用
 (#5の1個使用でも問題ありません)
※フック、リングは付属しません


【ルアーのテストについて】
約3年前から始動したビッグベイト開発には、ロンジン社員はもちろんですが、秋のコノシロパターンではテスターの坂井氏と世良氏も体がボロボロになるまでキャストを続けました。


サンプルが沢山ある中でウェイト、ワイヤー位置、コーティングの厚さ、総重量、タックルバランス、ビッグベイトの泳ぎの難しさを体感。こんなにデカいのにここまでシビアなんて……。最終的には3シーズンみっちりテストをして仕様が決まりました。


あるテスト釣行の日、3タイプに絞られた最終サンプルが持ち込まれ、みんなで確認していくと、スケーティングの滑り具合や機敏さにほんの少しづつ違いがありますが全て良い! 
そりゃそうですよね、沢山作ってきたサンプルの中の精鋭中の精鋭ですから。最終的に選ばれたのは、波があろうが風が吹こうが問題無しのサンプルでした。


ルアーデザイナー伊藤のモノづくりの根本は「対応力」を大切にしています。ビッグペンシルベイトは凪であれば綺麗に泳ぐのは当たり前ですが、ロンジンが求めるのはどんな状況にも対応できるルアー。
今回も対応力にこだわり続け、みんなで投げ続けたことで納得できる完成形までたどり着けました。